みなさんこんにちは!
本日は、9月2日にお話しした、日本人の食塩摂取についてお話ししたいと思います。
以前は、日本人の推奨食塩摂取量と実際の食塩摂取量にはとても大きな差が存在している、というお話をさせていただきました。
管理栄養士を目指している、目指していないにかかわらす、この事実を知っている方は多いのではないかと思います。
さて、実際にどのように塩分の摂取量を減らしていけばよいのでしょうか?
私としては、「汁物を1日1品にする」、「だしをしっかりと利用する」、「酸味を利用する」などが実践しやすいかと思います。
「汁物を1日1品にする」に関しては以前お話しした通り、汁物は1食ではそれ程大きな塩分にならずとも、毎食食べるとかなり大きな数値になってしまうためです。
また、「具を多く入れる」というのも1つの手段だと思います。
具を多く入れることによってかさが増し、必要な水分量が少なくなるため、必然的に使用される味噌やコンソメ、中華だしなどの量も少なくなります。
さらに、野菜などの摂取もできるので一石二鳥ですね。
次の「だしをしっかりと利用する」についてですが、塩分とだしのおいしさの元であるうまみ成分は、混ぜ合わせることで「相乗効果」がうまれ、少ない塩分でもよりおいしく感じられるようになります。
最後の「酸味を利用する」ですが、これは辛味でも同じようなことが言えると思います。
単に塩分を足すだけではなく、酸味や辛味を加えると塩味以外の味が加わることになり、塩分量を減らしてもあまり気にならなくなります。
三杯酢は砂糖、醤油、お酢を使用していますが、味が薄いと感じることはなかなかないと思います。
さて、本日は以前の投稿の続きとして、どのようにしたら食塩の摂取量を減らすことができるのかについて、私なりの考えを記してみました。
ちなみに、私の勤務先では味噌汁は水120g、顆粒だし0.5g、赤みそ3g、白みそ3gを使用しています。
だしをしっかりと入れている分、それほど味が薄くは感じません。
心臓病のある方、高血圧の方、糖尿病の家系の方、腎臓病の方など、少しでも塩分摂取量を減らさなければならない方は、参考にしてみてください。
それではまた次の投稿でお会いしましょう!
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