給食委託会社における「インシデント」と「アクシデント」について!

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みなさんこんにちは!

 

本日は、給食委託会社で働いていると起こりがちな「インシデント」と「アクシデント」についてお話します!

私が働いている現場でも、実際にインシデントが何度か発生しています

幸いなことに「アクシデント」につながるようなことはありませんでしたが、インシデントそのものを減らせるように工夫していくことが必要だと実感しています。

 

 

「インシデント」と「アクシデント」とは?

インシデントとは、「実際に事故には至らなくても、重大な医療事故になっていた可能性がある出来事のこと」を示します。

一方、アクシデントとは「医療事故のことを指し、医療行為の中で患者に傷害が及び、既に損害が発生しているもののこと」を示します。

給食委託会社で起こりやすい「インシデント」と「アクシデント」ですが、「アクシデント」はそうそう起こるようなものではありません。

ですので、本日は主に「インシデント」についてお話ししていきたいと思います!

 

 

給食委託会社で起こりやすい「インシデント」

私が働いている現場で起こりやすいインシデントは、「栄養補助食品のつけ間違いや付け忘れ」、「料理の形態の入れ間違え」、「主食の入れ間違え」の3点が主となります。

それぞれについて、詳しくお話ししていきたいと思います。

 

栄養補助食品のつけ間違いや付け忘れ

まずは栄養補助食品についてです。

患者様の中には通常の食事のほかに、ゼリーやジュースなどの「栄養補助食品を食べている方がいます。

食札に指示が書いてあるため、配膳車に食札をセットする際にその食札に対応した栄養補助食品を入れ込んでいくのですが、入れ忘れや違うものを入れてしまうことが多々あります。

たいていは配膳チェックの際に発見できるのですが、ごくまれにスルーして病棟まで配膳されてしまうことがあります。

 

補助食品のつけ間違いや付け忘れは、かなり頻度が高いインシデントです。

 

・料理の形態の入れ間違え

次は料理の形態の入れ間違えについてです。

患者様に提供している料理は3つの形態があり、それぞれ「」、「一口」、「刻み」となっています。

「刻み」は「形」と「一口」の入れ込みが終わってから取り組むので間違えることはめったにないです。

ですが、同時に入れ込みを行う「形」と「一口」では、間違えてしまうことがあります。
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主食の入れ間違え

勤務先の病院では、主食は白飯全粥ミキサー粥三分粥五分粥七分粥重湯低たんぱくご飯低たんぱく粥9種類を提供しています。

重湯や低たんぱくご飯は間違いが起こりにくいですが、全粥の方に白飯を入れてしまう、五分粥の方に全粥を入れてしまう、ミキサー粥の方に全粥を入れてしまう等、インシデントが起こりやすくなっています。

特に、ミキサー粥や分粥を食べている方は、咀嚼・嚥下機能が低下している方が多く、間違えてしまうと重大なアクシデントにつながる可能性があります。

 

 

本日のまとめ

本日は、給食委託会社で働いていると起こりがちな「インシデント」と「アクシデント」についてお話ししました。

主にインシデントについての話でしたが、私は半年と少し働いただけで様々なインシデントと直面してきました。

上記の3つに関しても、対策を練ることが回数は減ってきたと思います。

 

インシデントが起こってしまった際、同じ間違いが起こらないように対応していくことが重要であるということを学ぶことができました。

また、私が「アクシデント」の中で話を聞いたことがあるのは、「老健で手巻き寿司を提供した際にのどに詰まらせてなくなってしまった」といった、実際にご利用者様の生死に関わってくるような内容です。

 

かんり
かんり

自分が作っているものが人の生死に関わっていると思うとなかなか怖くなってしまいますが、「インシデント」も「アクシデント」も起こさないように努力していこうと思います!

 

それでは、また次回の投稿でお会いしましょう!

 

 

 

 

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