みなさんこんにちは!
本日は私の勤務先の病院で提供している食事の種類について、お話ししていきたいと思います。
それほど大きな病院ではありませんが、それでも提供する食事は1種類ではありません。
病院では実はこんなにたくさんの食事を準備・提供しているだということを、より多くの方に知っていただけると嬉しいです!
一般食と特別治療食
まずは一般職と特別治療食についてです。
「一般食?治療食?聞いたことない!」という方もいらっしゃると思います。
まずは一般食と治療食、それぞれについて簡単に説明いたします。
一般食
一般食とは、特別な制限のない方に提供されている食事のことです。
勤務先の病院では、常食・全粥食・軟菜食・分粥食・流動食の5種類が、一般食に当たります。
形態に差はありますが、エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、塩分のどれにも特別な制限はありません。
特別治療食
特別治療食は、一般食とは違いエネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、塩分のいずれかに制限のある食事のことです。
また、その制限は1種類だけではなく複数に及ぶこともあります。
勤務先の病院では、高血圧食・糖尿病食・透析食・腎臓病食・肝臓食・潰瘍食・低残渣食などが特別治療食に当たります。
この中でも、糖尿病食はエネルギー量毎に4種類、腎臓病食はエネルギーとたんぱく質量の違いごとに6種類ほどに対応しています。
形態の違い
一般食も特別治療食も、食種のほかに形態が異なる場合があります。
勤務先の病院では、形・一口・刻みの3種類があります。
形の場合は、そのままの状態で提供できるのですが、一口では肉や魚、野菜などを一口大に切って提供しなければなりません。
刻みでは、フードプロセッサーや包丁などを使って細かく刻み、誤嚥しにくいようにとろみ剤を混ぜて提供しています。
本日のまとめ
本日は、病院で提供している食事の種類についてお話ししました。
現在、私の勤務先の病院では毎食80食ほど提供しています。
提供している食種は形態の違いも含めると20を超えています。
私は80人に対応するだけでも大変に感じてしまいます。
ですが、大きな急性期の病院ならさらに多くの職種・形態に対応していかなければなりません。
全て手作りの病院だとなおさら大変だと思います。
それでは、また次回の投稿でお会いしましょう!
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