【健康診断の数値について!】みなさんはそれぞれの基準値、ご存じですか?~PART3~

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みなさんこんにちは!

 

本日は、健康診断でよく見かける項目についての続きをお話ししていきたいと思います!

血液検査の中でも、腎臓系検査糖代謝系検査尿酸検査についてのお話です!

 

 

腎臓系検査

クレアチニン(Cr)とは、アミノ酸の一種であるクレアチンが代謝されたあとの老廃物です。

筋肉量が多いほどその量も多くなるため、基準値に男女差があります。

腎臓でろ過されて尿中に排泄されます。

数値が高いと、腎臓機能の低下が疑われます。

 

男性

基準範囲…1.00(mg/dl) 以下

要注意…1.01-1.29(mg/dl)

異常…1.30(mg/dl) 以上

 

女性

基準範囲…0.70(mg/dl)以下

要注意…0.71-0.99(mg/dl)

異常…1.00(mg/dl)以上

 

糖代謝系検査

血糖値(FPG)

糖とは血液中のブドウ糖のことで、エネルギー源として全身に利用されます。

測定された数値により、ブドウ糖がエネルギー源として適切に利用されているかがわかります。

数値が高い場合は、糖尿病、膵臓癌、ホルモン異常が疑われます。

 

基準範囲…99(mg/dl) 以下

要注意…100-125(mg/dl)

異常…126(mg/dl) 以上

 

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HbA1c

HbA1c(ヘモグロビン・エーワン・シー)は、過去 1~2ヶ月の血糖の平均的な状態を反映するため、糖尿病のコントロールの状態がわかります。

 

基準範囲…5.1(%)以下

要注意…5.2~6.0(%)

異常…6.1(%)以上

 

また、空腹時血糖(FPG)が126mg/dLかつHbA1c(JDS)が6.1%以上(NGSPの場合は6.5%以上)なら糖尿病と判断します。

 

尿酸検査

尿酸は、たんぱく質の一種であるプリン体という物質が代謝された後の残りごみのようなものです。

この検査では尿酸の産生・排泄のバランスがとれているかどうかを調べます。

高い数値の場合は、高尿酸血症といいます。高い状態が続くと、結晶として関節に蓄積され、

突然関節痛を起こします(痛風発作)。また、尿路結石も作られやすくなります。

 

基準範囲…2.1-7.0(mg/dL)

要注意…2.0(mg/dL)以下 または7.1~8.9(mg/dL)

異常…9.0(mg/dL)以上

 

 

本日のまとめ

本日は、健康診断でよく見かける項目のうち、腎臓系検査糖代謝系検査尿酸検査の項目について詳しくお話ししました。

 

明日は、脂質系検査と血球系検査についてお話ししていきたいと思います!

最後まで読んでくださった方のお役に立つと嬉しいです。

 

それでは、また次回の投稿でお会いしましょう!

 

 

 

 

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