【フレイル・ロコモティブシンドローム・サルコペニア】高齢者の病気についてお話しします!

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みなさんこんにちは!

 

本日は、高齢者の病気として最近注目されている「フレイル」、「ロコモティブシンドローム」、「サルコペニア」の3つについて、簡単にまとめてお話ししたいと思います!

本日は『健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)』から抜粋してお話をしていきます。

興味を持った方はぜひ調べてみてください!

 

 

・「フレイル」とは…??

フレイルとは、「加齢により心身が老い衰えた状態」のことを言います。

高齢者のフレイルは生活の質を下げたり様々な合併症を引き起こす危険があります。

フレイルは、厚生労働省研究班の報告書で「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」とされています。

つまり、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味します。

多くの方は、フレイルを経て要介護状態へ進むと考えられていますが、高齢者においては特にフレイルが発症しやすいことがわかっています。

 

・「ロコモティブシンドローム」とは…??

ロコモティブシンドロームとは、「運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態」のことを表し、2007年に日本整形外科学会によって新しく提唱された概念です。

和名では「運動器症候群」と言われています。

「運動器」とは身体を動かすために関わる組織や器管のことで、骨・筋肉・関節・靭帯・腱・神経などから構成されています。

 

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・「サルコペニア」とは…??

サルコペニアとは、加齢による筋肉量の減少と筋力の低下の事です。

 

サルコペニアになると、歩く、立ち上がるなどの日常生活の基本的な動作に影響が生じ、介護が必要になったり、転倒しやすくなったりします。

65歳以上の高齢者の15%程度がサルコペニアに該当すると考えられており、2019年の時点で国内に500万人程度がサルコペニアになっているとされています。

 

 

・本日のまとめ

本日は高齢者の病気として最近注目されている「フレイル」、「ロコモティブシンドローム」、「サルコペニア」の3つについてお話ししました。

これら3つの病気の特徴は、「加齢」と「肉体の衰え」です。

齢化社会を迎えている日本では、平均寿命は約80歳に達し、運動器の障害によって、日常生活に支援や介護が必要となる方が増加しています。

ですが、少子高齢化が進み、自分が高齢者になる頃に支援してくれる人、介護してくれる人がいるかどうかもわからない状況です。

 

なるべく長い時間を健康に過ごしていくために、高齢になる前から高齢者の病気について知り、対策を取っていく必要があります。

 

 

それでは、また次回の投稿でお会いしましょう!

 

 

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