みなさんこんにちは!
突然ですが、皆さんは「MCT」という単語に聞き覚えはありますか?
最近だと日清オイリオさんがMCTオイルのCMをしているので、なんとなく聞いたことがあるという方も多いかもしれません。
MCTってなに??
MCTとは、「Medium Chain Triglyceride」の略称です。
日本語では「中鎖脂肪酸」と言われています。
なぜ「中鎖」なのかというと、脂肪酸は「長鎖脂肪酸」、「中鎖脂肪酸」、「短鎖脂肪酸」に分類することができるからです。
脂肪酸の炭素数が6個以下のものを短鎖脂肪酸、7~10個のものを中鎖脂肪酸、12個以上のものを長鎖脂肪酸といいます。
この辺りはすこし専門的な話になってしまいますが、脂肪酸は3つに分類されるということを覚えてください!
MCTオイルの特徴とは??
MCTオイルは中鎖脂肪酸(MCT)のみからなるオイルの事です。
そんなMCTオイルの特徴は、「体内に蓄積せず、エネルギーになりやすい」という点です。
なぜエネルギーになりやすいのかというと、ほかの油脂とは代謝までの流れが異なるからです。
通常の油脂を経口摂取した場合、小腸で消化・吸収が行われた後に1度脂肪組織と呼ばれる場所に蓄積され、必要に応じて肝臓で分解されます。
ほかの油脂とは異なり直接エネルギーになるため、体内に蓄積されるにくいということになります。
MCTオイルの悪い点
悪い点というと少し違うかもしれませんが、MCTオイルには注意すべき点があります。
それは、「熱に弱い」という点です。
MCTオイルの成分である中鎖脂肪酸は沸点が低く、熱に弱いです。
そのため、加熱調理にはあまり向いていません。
本日のまとめ
本日は、最近注目されつつあるMCTについてお話ししました。
MCTとは何か、どのような特徴があるのか、少しでもご理解いただけたら嬉しいです。
それでは、また次回の投稿でお会いしましょう!
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